
オゾンの強い殺菌能力を使った消毒方法
オゾン消毒とは、
オゾンを大量に発生させて、水に加える消毒方法です。
オゾンの強い殺菌能力を利用した、衛生的で、簡単な消毒方法です。
オゾンは酸化度が強いので、
殺菌や漂白、脱色などに使われています。
殺菌力は塩素の約1.78倍あるそうです。
※参考:株式会社リガルジョイント 公式サイト 「オゾンの特徴」
オゾンは水中にも残存せず、自然消滅するので、
安全に水道水を消毒することが可能です。
塩素消毒のように、発がん性物質のトリハロメタンが発生することもありません。
ただし、オゾン消毒でもホルムアルデヒドなどが発生することもあるようです。
※参考:住まいの科学情報センター 「オゾンによる水処理で生成する副産物
消毒の効果や弊害に関しては、研究が進むにつれ新たなことが判明していくと思います。
まずは、なるべく消毒に頼らないよう、環境を保全することが大事ですね。
オゾン消毒の欠点
水中に残存せず、自然消滅するので
塩素消毒に比べて良い消毒方法なのですが、欠点もあります。
それは、消毒効果が長時間持続しないこと。
ですので、効果が切れると、細菌や病原菌が発生、混入することも考えられます。
ですので、オゾン消毒だけに頼ることは難しいようです。
塩素消毒など、他の方法を併用して、
オゾン消毒の欠点を補うことが必要です。
この記事のポイント
- オゾン消毒はオゾンの強い殺菌能力を利用した消毒方法
- オゾンは消毒後、水中に残留しない
- 塩素消毒と違いトリハロメタンは発生しないが、ホルムアルデヒドが発生する
- 消毒効果が長時間持続しないのが欠点