信じられないけど、水を飲みすぎると死ぬ水中毒!

水の飲みすぎは水中毒になり体調を壊す

「水中毒」という聞き慣れない言葉があります。
文字通り、水の中毒、すなわち水の飲み過ぎです。

水を大量に摂取すると、
体内の塩分(ナトリウム)濃度が低下してしまうため、
体調を壊してしまいます。

このナトリウム濃度の低下が水中毒です。
軽度であれば、頭痛や嘔吐、という症状が出ますが、
症状がひどいと、死に至ることもあります。

ですので、マラソンなどのスポーツで大量に汗をかいた後、
真水だけを飲むのは、水中毒になる恐れがあります。
ナトリウムの含まれたスポーツドリンクや食塩水を飲むようにしましょう。

ちなみに、
人はおおむね、1日に2リットル〜2.5リットル程の水を体から排出しています。

ですので、その排出した分を補給するのが
バランスの取れた水分補給とも言えます。

「水は体によい」という言葉だけを信じて
大量に飲むのは危険ですので、ほどほどにしましょう。

※参考:
 R25「体液の成分が薄くなる「水中毒」にご注意!

実際に死亡した例も

水中毒で死亡した例も実際にはあります。

藤田紘一郎さんの著書「水と体の健康学 」には
こんな例が出ていました。

2007年1月、アメリカのカリフォルニア州、サクラメントにおいて
「トイレに行かずにどれだけの水を飲めるか」というラジオ番組が行われ、
出演した女性が、6.5リットルもの水を飲み、死亡してしまったそうです。

死亡したのは28歳の若い女性で、
6.5リットル飲んだところでリタイアして自宅に戻りましたが、
その日の午後に死亡しました。

日本でも時々、危険なバラエティ番組がありますので、
お笑い芸人の方は、とくに気をつけてください。
命に関わります。

人は喉が渇くと脳から指令が来て、水を飲みたくなります。
ですが、大量に飲んでしまうと、脳の中枢に狂いが生じ、
いくらでも飲めるようになってしまうそうです。

こうなったら、かなり危険ですので、
必要以上の水を飲むのはよしましょう。

この記事のポイント

  • 水中毒という中毒がある
  • 水を飲みすぎると死んでしまうこともある
  • 水中毒の原因は体内のナトリウム濃度の低下
  • 水は大量に飲まず、水を飲んだら塩分も適度に取る


※参考文献:
 藤田紘一郎著「水と体の健康学 なぜ熱中症には真水が危険?肉食系は超硬水でダイエット?
 左巻健男著「知って納得!水とからだの健康 (ホーム・メディカ・ブックス)

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