純水とはどんな水?

不純物が含まれていない水

純水とは、不純物が含まれていない水のことを言います。
自然界にはまず存在していないので、
人工的に作り出す必要があります。

水に化学的な処理や、物理的な処理をほどこすことで、
純水を作り出します。

純水よりもさらに純度を増した、超純水というのも存在します。

用途としては、精密機器の工場で洗浄用に使われたり、
医薬品などの原料、実験用の培養液などに使われたりします。
主に不純物が混ざると困る作業に使われます。

薬局で売っている精製水も純水の一種です。

水の性質として定義されている、

「1気圧の環境下において、
 摂氏0度で氷になり、摂氏99.974度で沸騰して気体になる」

というのは、純水の場合の性質です。

不純物が混ざっていると、微妙に温度も変化します。

そして、純水は
純度にもよりますが、不純物がないため電気を通さないようです。

水は感電や漏電という怖いイメージがありますので、
電気を通さないというのは、ちょっと意外ですね。

魚の飼育には使えない

純水で魚を飼うと死んでしまいます。
純水には酸素も含まれていないからです。

調整剤などと合わせて飼育に使う場合はありますが、
純水のみを水棲生物の飼育に使うことはやめましょう。

純水は飲んでもおいしくない

純水には、カルシウムやマグネシウムなど
通常のミネラルウォーターに含まれるミネラル分が入っていません。

ミネラル分が味を左右するので、
ミネラル分のない純水は、無味無臭で「おいしい水」ではないそうです。

それでも、アメリカでは不純物がない安全な水「ピュアウォーター」として
シェアも高く人気があるそうです。

市販されている飲料用の水で
「純水」や「ピュアウォーター」という名前が含まれる場合は、
ただ単に清らかなイメージを出すために使っているのか、
それとも、本当に純水なのかを確認して購入しましょう。

この記事のポイント

  • 純水は人工的に不純物を取り除いた水
  • ミネラル分が含まれていない
  • 味が無くおいしい水ではない

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